家相における灯篭について

2013年03月18日

家を建てるにあたり家相について気になさるお客様が見えます。
建物の間取りを占い師に観てもらい、水廻りの位置を鬼門から外して下さいというような話が多いのですが、
もう少し深く家相を考える場合、土地と建物のかねあいが重要です。
例えば、私の家の場合など、Y字路に挟まれた半島のような形状の土地に家が建っており、家相的にいうと路槍殺と反弓路という二つの悪い家相を備えています。
そのため、刹気を受ける場所には写真のような感じで灯篭を三基置いて、悪い気を中和させています。

この手法は京都の古い住宅地などで、よく見かけます。



どういうことかというと、灯篭を家に見立てていて、悪い場所には別の家(灯篭)が建っており、自身は背後の安全な家に居るという発想です。
またアンティークとしても楽しめ、洋風の家にもよく合います。


下写真は最近、お引き渡しが済んだお客様の家と灯篭ですが、洋風の家とも実に相性がよく、また家相的には家の門の役割を果たしていて、厄避けのような存在として配置しました。


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