生活環境の改善 ~人は自然から離れると病気に近づく~

2014年03月25日

暖かくなってきました!
今日の最高気温は20℃乗せです。
春の到来を感じる日々ですが、まだ朝晩は冷え込みます。

この寒暖の差が原因なのか、先週風邪を引きかけました。
なんとかかんとか瀬戸際で押し戻し、悪化せずにすみましたが、皆さんも気を付けてください。

私は元来風邪を引きやすいのですが、住環境や職場環境(新展示場効果)が良くなったこともあり今年は健康そのものです。
また、風邪をひきかけても、悪化せずに治ることが多くなっています。
この変化を考えてみると、以前は、風邪を引いたなと感じたら直ぐに病院へ行き薬を飲んでいましたが、今は極力薬を飲まず、自然治癒に任せていることが要因かなと思っています。

何事にも、根本となる原因があります。
風邪を引くということは、なんらかの警報を体が発しているのだと思います。
疲労が原因なのか、食生活が原因なのか、睡眠不足や運動不足、また心の問題などもあるかもしれません。
自身の生活環境を振り返りながら、何が原因なのかを探り、それを改善しないといけません。

このように、病を治すということは、その症状を消すといった対処療法的な方法ではなく、生活環境を改善し、心身共に本来あるべき姿に戻すということが重要なのではないでしょうか。
そのためには、まずは心穏やかに過ごすことが大切になってきます。

病は様々なことが要因となります。
住宅も例外ではありません。
住宅が原因で病になることもあり、シックハウス症候群やアトピーや気管支炎などのアレルギー疾患はその典型です。(当然そのすべてが当てはまるわけではありませんが)
この場合、住宅環境そのものを良くしないと、なかなか改善しないこともあるのではないでしょうか。
根本的な原因を取り除かないと何事も良くならないように…。

医学の父ヒポクラテスは、
「人間は自然から離れれば離れるほど病気に近づく!」と言いました。

現代の人間社会は、自然と共生しているでしょうか?
現代の住宅は、自然に囲まれているでしょうか?

自然からかけ離れてしまったがゆえに、不自然な状態に陥り、様々な問題が生じているのではないでしょうか。

人は自然と寄り添うことで、パワーをもらい、本来持っている自然治癒力も高まります。
そして、自然の中にいるからこそ、心穏やかに暮らすことができるのです。

自然に囲まれた心穏やかに過ごせる家を、共につくっていきましょう!

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