時代にマッチした家づくり! ~「三平」にみる価値観の変化~

2014年04月03日

イベント

本日も暖かい天気で、日中は汗ばむくらいです。
これで週末また寒くなるのは、信じられないくらいです。
寒暖の差が激しくなりますので、体調管理に気をつけましょう。

さて、時代の流れは早いもので、その時代ごとに文化なり価値観も変化します。
この時代の変化価値観の変化は、理想の異性に顕著に表れます。

高度成長期からバブル期までの女性が求める理想の男性像は、「三高」で、
「高学歴」「高収入」「高身長」でした。
これは、成長を続ける日本経済という社会背景の影響が大きかったと思います。

次の時代、バブル崩壊からデフレ経済、すなわち失われた20年と言われる期間の理想像は、「三低」となり、
「低姿勢」「低依存」「低リスク」です。
これは、バブル期の三高に対して、不安定な社会情勢を反映しており、リスク回避の傾向が見られると思います。

そして、現在はどのように変化しているでしょうか?

現在の理想の男性像は、「三平」です。
この三平とは、「平均的な年収」「平凡な外見」そして「平穏な性格」です。
う~ん、なんとなく横並びな感じで、団塊ジュニア世代からすると物足りないような…。

では逆に、男性から見た理想の女性像はどうでしょうか。

理想の女性像は、「三等」と言われています。
この三等とは、
「仕事、家事の機会は平等」
「年収は対等」
「身長、年齢は同等」
といった意味のようです。

どうでしょうか、この変化。
三高から三平・三等、ここまで変わるかというくらいの劇的な変化です。
この背景には、経済環境の変化もありますが、一時の「ゆとり教育」にみられるような教育の変化も大きな影響を与えているのではないでしょうか。
「教育」の影響、恐るべしです。

このように、時代環境が変わると、その価値観も劇的に変わることがありますので、やはりこの変化に対応するということが大切になってきます。

これを「住宅」で考えますと、高度成長期には、大きな需要に応えるために大量供給する必要があったため、大手ハウスメーカーのようなプレハブ住宅が脚光を浴びました。
「建材の量産化」「住宅の量産化」を時代が必要としたのです。

では今はどうでしょうか。
少子化の影響もあり住宅需要は減少し、以前のような大量供給する必要はなくなりましたが、未だに「量産化住宅」が主流となっています。
また、最近は、この量産化住宅に太陽光発電などの電気設備を加えた「スマートハウス」なるものに名称は変化していますが、実態は「量産化住宅」に違いはありません。

果たして、これは時代にマッチしているのでしょうか。
医学の父ヒポクラテス、「人間は自然から離れれば離れるほど病気に近づく!」と指摘しているように、
人は、自然に囲まれて暮らすのが最も良いことは歴史が証明しています。

自然に囲まれた健康的な住宅と、工業化製品でつくられた量産化住宅、どちらが良いと思いますか?
どちらが、これからの時代にマッチした住宅でしょうか。

響きのよい表面的なキャッチフレーズに惑わされず、本質を見極めて家づくりをしていきましょう!

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