建設費高騰! ~主客転倒の時代到来?~

2014年07月17日

イベント

本日の最高気温は35℃予想。
昨日に引き続き猛暑日です。

だんだんと、朝歩くのもしんどくなってきました。
気温もさることながら、太陽の日差しが重くて痛いような。
体調管理、気をつけしょう。

さて、建設コストの高騰が顕著になってきています。
慢性的な人手不足に資材高が重なり、1993年1月以来約21年ぶりの高さ になっているようです。

これを受け、国土交通省は、公共工事の労務単価を全国平均で7%強引き上げ ています。
公共工事も入札不調になるケースが増え、事態は深刻さを増しています。

また、供給面でもあれだけ活況だったマンション供給が首都圏で20%減少するなど、影響が大きくなってきています。

人手不足、なかなか解消する様子がありません。
建設業に限らず、この夏のリゾート地やイベント会場でも不足しているようです。
一時の就職難の頃からは考えられない環境になっていますが、このまま続けば様々な価格が激変していく危険があり、注視が必要です。

価格(価値)は、需要と供給のバランスの上で成り立ってきました。
サービスを受ける側とする側、物を買う側と売る側、お客と店員など、これらはいったんバランスが崩れると「主客転倒」、消費スタイルがひっくりかえります。

サービスをしていただく、物を売っていただく、旅行にいかせていただく…、このような世界になっていくのでしょうか。

時代は猛烈なスピードで移り変わります。
環境変化に対応できなければ淘汰されてしまいます。

情報感度を高め、本質を見失うことなく努めていきたいと思います!

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