住宅を決める判断基準とは! ~安いことは良いことなのか?~

2014年09月16日

やっと晴れやかな天気になってきました。
気温も適温で、清々しく、気持ちの良い毎日です。
年間を通しても非常に短いこの快適な季節を満喫しましょう!

さて、最近では、国策でもある物価が上昇している一方で、スーパーなどの店頭価格が下落に転ずるなどのズレが広がっているようです。
またデフレに逆戻りかとも思えてしまう状況ですが、背景には、物価高の割には賃金が上がらないなどの生活面に苦しさや、それに伴う節約志向が台頭してきたように思います。

節約そのものは推奨されるべきことですが、これらの現象が長引けば景気の腰折れ要因にもなりかねません。
デフレ完全脱却への道のりは、まだまだ遠いのかもしれません。

住宅に目を移してみますと、消費税増税の影響がいまだに尾を引いています。
冷静に考えてみれば、住宅ローン減税の恩恵も大きく、またローン金利も最低水準なので今建てるメリットは大なのですが、社会全体のマインドが負の影響をもたらしているのかもしれません。

他に最近の傾向はというと、安い方に振られやすいことがあげられます。
これは今に始まったことではないかもしれませんが、安さが最も大きな価値判断になることが増加しているのではないかと感じています。

しかし、ここで考えて頂きたいのは、何をもって安いと判断できるかということです。
住宅は、既製品ではありませんので、構造設備、また素材などがそれぞれ異なります。
また、メンテナンスの考え方も会社によって異なります。

このように、同じものではない住宅を、あちらの方が安いからとそれが主たる判断材料で決めてしまうのは、極めて危険と言わざるを得ません。

結果、運よく良い会社で良い住宅であれば問題ないですが、このような場合は往々にして失敗することが多いと考えられます。
住んでみて、こんなはずではなかったと後悔しても後の祭りになってしまいます。

確かに、最後に何を基準に選択したらよいかは難しい判断です。
あまり頭でっかちに考えてしまうと、余計に袋小路に入ってしまいます。

そのようなときは、原点に帰るのが良い方法です。
そもそもどんな住宅に住みたかったのか?
どの住宅が、それを実現してくれそうなのか?

価格も大切な要素ですが、一番ではありません。
その後、何十年と家族が生活していく人生で最も大切な場所です。
自身が本当はどんな暮らしがしたいのか、判断する際はもう一度考えてみてはいかがでしょうか!


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