持家と賃貸はどちらが得?はナンセンス!!

2014年11月12日

「持家と賃貸はどちらが得ですか?」

この手の質問が最近やたら多くなっている気がします。

この損得にはいろいろな側面があるとは思いますが、そもそも住宅に損得という考えがどうも釈然としないでいます。
良い住宅か、悪い住宅かの損得ならば分かります。
しかし、持家と賃貸との比較となると、次元が違いすぎると思うのです。

最近の世相、特に住宅取得層の多い若い世代を見ると、その嗜好性が変化してきているように感じます。
その最たるものは、クルマ離れです。
シェアカーが伸びているように、クルマは別に必要ないと考える人が増えています。

このクルマ離れと同じように、ひょっとしたら家離れも起こってきているのではないかと危惧しています。
家に興味が薄れてきているから、賃貸でも同じじゃない?という発想が芽生えているのかもしれません。

家は住めればいい。
平日は夜寝るだけだし、休日はショッピングセンターに行けばいいし・・・、あまり家にいる時間もないから住めれば何でもいい。

このような価値観の変化に、少子化の影響が重なり、住宅着工件数は減少し、家にかける金額も減少していく。
これからこのような世の中になっていくのでしょうか?

それでは、家やクルマのかわりに、何にお金をかけているのでしょうか?
最近はスマホがその代表ですが、他には、健康グッズ癒しグッズが増加しているようです。
この健康・癒しグッズ、なんと5兆円市場にもなっているようなのです

このように、健康や癒しグッズが売れているということは、人々は健康や癒しを求めているということです。
裏をかえせば、健康に飢えている、癒しに飢えているということになり、さらに、自分自身を不健康ストレス過多と捉えていることになります。

何故、不健康なのでしょうか?

この問題を、関連グッズが解決してくれるでしょうか?

健康とか癒しというものは 、本来、家が果たす役割です。
家が快適で健康的であれば、そこに住む人を幸せにしてくれます。
これこそが、家本来の価値なのです。

いい家を建てれば、暮らしが変わります。
家にお金をかければ、健康・癒しグッズは必要なくなります。

残念ながら、賃貸にこの住み心地を求めることは難しいと思います。

持家と賃貸議論がこれ以上蔓延しないように、今ここで住宅の価値を再構築しなければいけないと思いを新たにしているところです。


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