住宅ローン金利はどこまで下がる?

2016年01月27日

歴史的な寒波も少し和らいだでしょうか。
週末にかけては気温も上昇しそうですので、一安心です。

今回の寒波は世界中に影響を及ぼしており、アメリカや中国でも大きな影響を受けていますが、驚くことにこの影響は南国の東南アジアにも及んでいるようです。
寒波といってもそこは南国ですので、氷点下というわけではなく、気温は15℃前後のようですが、それでも日頃全然慣れていないなかでの10℃台ですので、影響は小さくないようです。

いずれにしても、そろそろ落ち着いて、穏やかな気候になってほしいものです。


さて、住宅ローン金利が依然として低空飛行を続けています。
変動金利は0.6%前後、フラット35でも1.27%(期間20年)となっています。

変動金利が1%を切ってから5年以上が経過しますが、もう底だろうと予測してからもじわじわ下がり、今や0.6%です。
まだ下がるのか、しばらく現状維持なのか、はたまた上昇するのか、もうこれは全く予測できない訳ですが、現状言えることは、現水準は十分低い金利であるということです。

更に、今は住宅ローン減税があります。
年末の借入残高の1%分が減税されますので、単純に考えても、支払った金利が戻ってくるだけでなく、余分に戻ってくることになるのです。

ここで、分かり易く試算してみましょう!
仮に、借入金額3,000万円、返済期間35年(元金均等方式)、金利は0.6%で一定とします。

10年間の金利支払い額は、約150万円。
10年間のローン減税額は、約250万円。
差引で、「約100万円」 ものプラスになってしまうのです。

これを見る限り、マイナス金利でまさに借り得といえるのではないでしょうか。

もちろん、借入時には他にも諸費用が必要で、
大きなところでは保証料や手数料等、条件によって異なりますが60万円前後必要になるケースが多いです。

しかし、この60万円がかかったとしても、40万円程得してしまいます。

借りるが得の時代と制度です。
いろいろな考え方がありますが、自己資金があったとしても、借りた方が良いように思います。
10年間はローン減税の恩恵を享受して、10年経過後に繰り上げ返済してしまえば良いのです。

更に、借入期間中は、団体信用保険がセットされますので、3,000万円の借入なら保険金3,000万円の生命保険に加入していることと同じになります。

漠然として分かりにくい住宅ローンも、具体的に紐解いていくと、そのメリットが分かり易くなるのではないでしょうか。
資金計画等でお悩みのある方は、お気軽にご相談下さい!


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