熱中症増加問題の根源とは!?

2016年07月31日

今日は久々に朝から暑さを感じています。

7月も終わり8月に突入しようとしていますが、酷暑到来となるのかもしれません。


昨日も全国的に厳しい暑さとなり、全国929観測点のうち、最高気温が35度以上の猛暑日となったのは32カ所、30度以上の真夏日は600カ所を超えました。

また、熱中症とみられる搬送者は全国で600人超となったようで、小まめな水分補給、屋外での長時間作業を控えるなど本日も最大限の注意が必要です。


しかし、熱中症は、室内で起こることが多いことも忘れてはいけません。

このような日は、朝から冷房をフル稼働させた方がよいです。

暑さを感じてからは遅いこともありますので、早め早めに対処していきましょう。


でも、そもそも何故、熱中症が室内でも起こるようになったのでしょうか??

気候変動で暑くなった。
特に、35℃以上の猛暑日の日数が増加したことがまず大きいでしょう。

また、室内で熱中症になる方の多くが高齢者ということから、エアコンが苦手であったり、もったいない、我慢してしまうという性質のものも大きな要因です。


しかし、そもそも論でいきますと、住宅は、暑さや寒さから身を守るものです。

その生活の根本となる住宅が、暑さを防げていない、機能していないことが問題であるともいえます。


そして、この問題は、新築の住宅でも起こりうることに、問題の根深さがあります。


確かに、昨今の住宅は、高気密高断熱化され、以前に比べ性能は格段に上がっています。

問題は、この 「以前に比べ」 というところで、比較論にすぎないというところです。


以前に比べると随分とよくはなったけど、夏は暑く、冬は寒い。

絶対的な性能向上には至っていません。

そして更に問題なのが、このような認識、問題意識を、ハウスメーカーの多くが抱いていないということにあります。

長期優良住宅であれば良しということにはならないと思いますが、いかがでしょうか。


日本の気候に対応した住宅、実際の住み心地を高めた住宅を増やしていかなければなりません。

そのキーワードとなる 「遮熱」、これから益々注目されると思います!


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